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睡眠障害

精神医学的定義
精神医学的定義の概要
罹患者との個人的交流
「岩崎式日本語」にまつわる個人的交流
参考文献

精神医学的定義

 ICD-10 : F51 非器質性睡眠障害 (Nonorganic sleep disorders)
 DSM-IV-TR : 13 睡眠障害 (Sleep Disorders)
 ICSD(睡眠障害国際分類)
 DiseasesDB 26877, eMedicine med/609, MeSH D012893 : 睡眠障害 (Sleep Disorders)

精神医学的定義の概要

 睡眠障害は、DSM-IV-TRでは独立した分類を立てられているが、ICD-10では「F50-F59 生理的障害及び身体的要因に関連した行動症候群」の一種で、かつ「非器質性睡眠障害」となっている。従って、DSM-IV-TRでは睡眠障害となる症状が、ICD-10ではそうならない場合もある。

 睡眠障害は、軽度なものであれば、健康な人であっても仕事や人間関係に関する悩みなどによって生じることがあるが、精神病、うつ病、不安障害などによって生じる場合には、ほとんど不眠となったり、また逆に、極端な過眠を繰り返し、布団から出る気力もなくなるなど、重症化することが多い。

 また、夜驚症、夜尿症、悪夢なども睡眠障害に含まれる。いずれも、幼少期や児童期における軽度のものであれば、病的とは見なされない。発達障害児において、これらがごく普通に見られる。

 しかし、解離性障害やPTSDに陥った若い成人女性においてもしばしば夜驚症、夜尿症、悪夢が見られ、この場合は、心因の突き止めなど、神経症性障害の観点からの改善が優先的に試みられる。

罹患者との個人的交流

 私自身が幼少期には周囲の子供と比べて大泣きする子供であったため、今から客観的に考えてみるに、夜驚症かそれに近い状態であったのであろう。

 しかし、記憶にある限りの私自身の泣き方と、現在交流のある発達障害児たちの泣き方、虐待被害者の成人女性のそれとを比べてみるに、後者二つのケースのほうが程度が甚だしく持続的であると感じる。それだけに、何か力になりたいとは常々思っている。

 ただし、後者二つのケースでは、夜驚症、夜尿症、悪夢など、症状としては同様であっても、発達障害児の場合には、発達障害児には普通に見られる生得的な知覚の鋭さや敏感さから来る症状である一方で、虐待を受けた成人女性の場合には、夢に加害者が登場する場合もあるため、対応の仕方は全く異ならざるを得ない。

 発達障害児のそのような敏感さ、繊細さは、むしろ特定の遊戯や芸術行為や算数能力などに生かすことのできる能力であって、「いつかは治る」というような類のものではないし、また誰かが治す必要もない。

 しかし、虐待被害者女性のそれは、ご本人が「治したい」、すなわち「自分の過去について、忘れることはできないが、もっと鈍感になりたい」と希望する限りにおいて、医師はどうしても薬を出す必要があるだろうし、このような女性が安心して呼吸し睡眠し生活ができる程度の環境の整備というものは、この女性にとって信頼できる周囲の人間がおこなうしかないと、私は考えている。

▼ 私がご相談を受けて交流してきた、精神・身体症状共感覚その他の特殊知覚・症状を持つ女性が入居者の多くを占める、シェアハウス型の女性寮のサイトです。
 女性に特有の症状・知覚については、寮生に解説をお願いしています。
 →→ ●精神・身体症状、共感覚、その他の特殊知覚・症状の解説の分担などについて

シェアハウス型特殊女性寮 コンフィデンシャル・レディース東京(Confidential Ladies Tokyo)

「岩崎式日本語」にまつわる個人的交流

 夜驚症、夜尿症、悪夢を伴う睡眠障害の女性(上記)の日記などにおいて、岩崎式日本語が使用されている。

参考文献(精神疾患研究のトップページに挙げた文献以外)

Primary Nocturnal Enuresis: Current Concepts by M Cendron, M.D. (American Family Physician marzo 01, 1999
『睡眠障害の対応と治療ガイドライン』 睡眠障害の診断・治療ガイドライン研究会、内山真、じほう、2002